【一華院】特別拝観・御朱印(京都府)

京都市東山区、東福寺の塔頭寺院「一華院」の特別拝観にお邪魔しました。毎年11月6日~11月30日の時期だけの限定公開だそうです。

北庭の「彷彿石庭」です。名前は「彷彿たり石の爛斑」という禅語に由来しており、石の模様や形が様々な姿に現れているという意味だそうです。作庭は有名な「重森三玲」の孫にあたる「重森千靑」さんとのこと。モダンな庭です。

室内にはたくさんの書が飾られていますが、こちらは書師「秀蓮」さんの筆だそうです。拝観受付のときにいただける冊子の表紙にも同じものが印刷されています。

こちらは南庭の「依稀松庭」です。名前は「依稀たり松の屈曲」という禅語に由来しており、松の曲がった幹や枝ぶりが様々な姿に現れているという意味だそうです。

中央の黒松は長い枝を伸ばし、朱雀を表しています。南庭なので、四神相応における朱雀をこの黒松で表現しているんですね。

こちらの御朱印「一華開五葉」は、初祖達磨大師がインドから中国へ来られて、二祖慧可に印可(悟りの証明)を与えられたときの偈の中の句とのこと。「一華五葉を開き 結果自然に成る」という偈を書き与えたといわれています。一つの花が五弁の花びらを開き、やがて自ずから結実するように、われわれの心が迷いや煩悩から解放されて、真実の智慧の花を咲かせれば、菩提という仏果(悟り)を得られるだろうという意味だそうです。

印の「鼻祖」は達磨大師のこと。

こちらは、一華院の御本尊である「白衣観音」の御朱印です。

こちらは南庭の黒松で表現されていた「朱雀」の御朱印です。

どの御朱印も墨書きが達筆で見とれてしまいますが、朱印のデザインも素敵ですね。

東福寺の賑わいに比べて、静かにお庭を見ることができ、大満足でした。