【天平祭】オリジナル御朱印帳・限定御朱印(奈良県)

今年も平城京天平祭(みつきうまし祭)で限定御朱印帳が販売されました。

昨年は購入数量に制限がなく、買い占める人が多数いたため購入できなかった人からの苦情が多発し、後日再販売されたという曰く付きです。さすがに今年は1人1回1冊という条件で販売されました。

御朱印帳を購入すると、会場内、藤原京資料室(橿原市)、飛鳥京跡苑池休憩舎(明日香村)の3会場において、イベント開催期間中(11/3~11/5)、天平衣装姿の奈良教育大学書道専修学生による特別御朱印をいただくことができました。

まずは、平城京の御朱印「大極殿」です。

限定御朱印帳の表紙には、天平衣装の中でも最高ランクとなる「袞冕(こんべん)」の生地が使用されています。これは、天皇や女帝などが重要儀式の際に着用されたとする特別な礼服を現代に再現したものです。

金と銀の2種類あり、価格は3会場の御朱印料込みで、1冊あたり2,000円でした。

続いて、藤原京跡です。今回は天気も良かったので、大和八木駅でアシスト自転車をレンタルし、サイクリングで巡りました。

藤原京資料室に展示されている、藤原京の模型です。平城京や平安京よりも大きく、古代日本の都の中では最大規模とされています。

日本書紀には、新たに作られた都という意味の「新益京」との記載があることに因んだ藤原京の御朱印です。

朱印は宝珠をモチーフにデザインしているそうです。建設資材等は藤原京のものを平城京に流用したことから、あえて同じを朱印を使用しているそうです。

次に向かったのは、向原寺(豊浦寺跡)です。「豊浦寺」は飛鳥寺に次ぐ2番目のお寺と言われており、飛鳥五大寺の一つにも数えられたそうです。

本堂内には観音菩薩像が祀られています。頭部だけが飛鳥時代で、首から下は江戸時代の作とのこと。

盗難の憂き目に遭いながらも、36年ぶりに無傷で向原寺に帰還した仏像だそうです。

推古天皇の豊浦宮の発掘調査時に見つかった遺構が現状保存で公開されています。他の遺構は樹脂で固めて露天で公開されることが多いそうですが、ここは発掘当時の状態を屋根で覆って保存されているそうです。

豊浦宮に居を構えた推古天皇ですが、後にお宮を小墾田宮へと遷します。その際に桜井寺を現在地に移動させ豊浦寺としました。我が国最古の尼寺と称されたお寺です。

これは豊浦寺の講堂礎石だそうです。

こちらは難波池。「日本書紀」によれば、欽明天皇13年、仏教伝来の記事に排仏派の物部尾輿が仏像を投げ込んだなんばの堀江であるとされています。

聖徳太子御遺跡二十八霊場 十二番札所霊場の御朱印「佛法根源精舎」です。

「さんぽ」さんで、軽い昼食をいただきました。人気のお店なので、予約をオススメします。

最後はの御朱印会場は飛鳥京跡苑池休憩舎です。

飛鳥京跡苑池は、斉明天皇の時代に造営された飛鳥時代を代表する庭園で、儀式や饗宴のために使用されたといわれており、今後も奈良県による保存・活用整備が予定されているそうです。

このあたりが飛鳥板蓋宮跡だそうです。

飛鳥京の御朱印「浄御原宮」は天武天皇の宮殿のこと。

朱印は7世紀後半から8世紀初頭に築かれたキトラ古墳の石室内にある壁画の天井部分に描かれた天文図で、現存する東アジア最古の本格的な天文図と言われています。

四神(玄武、青龍、朱雀、白虎)や十二支像が描かれているそうです。