【龍吟庵(東福寺塔頭)】特別拝観・御朱印(京都府)

京都東山区、東福寺の塔頭寺院「龍吟庵」の特別拝観です。東福寺第三世住持、無関普門(大明国師)の住居跡で、東福寺塔頭の第一位とされています。

毎年この時期に特別公開を行っており、今年は11/1~12/3とのことです。訪問される方は、訪問前にご確認ください。

国宝に指定されているのは「方丈」で、応仁の乱以前にさかのぼる室町時代初期に建造された現存最古の方丈建築とのことです。

入口には白いサザンカが咲いていました。

当寺院の庭は、方丈を囲んで東・西・南の三庭からなって構成されています。いずれも重森三玲の手による枯山水の庭です。

こちらは方丈の前面に位置する南庭(無の庭)で、白砂を敷いただけのシンプルな庭です。奥の竹垣には稲妻がデザインされています。

こちらは東庭(不離の庭)です。大明国師が幼少の頃、熱病にかかって山中に捨てられた時、二頭の犬が国師の身を狼の襲撃から守ったという故事を石組みで表しているそうです。

鞍馬の赤石を砕いたものが敷きつめられています。

こちらは西庭(龍門の庭、清光苑)です。龍吟庵の寺号に因んで、龍が海から顔を出して黒雲に乗って昇天する姿を石組みによって表現しているそうです。

これまでは東福寺の庭で満足していましたが、東福寺のその奥にもこんな素晴らしい庭があったんですね。京都は奥が深い、というか懐が深いです。

御朱印の「正法眼蔵」とは、 真理を見通す智慧の眼(正法眼)によってさとられた秘蔵の法(蔵)の意味で、仏の悟りそのものを表しているそうです。