東福寺とその周辺

◼東福寺(京都市 東山区)

★臨済宗東福寺派 大本山

嘉禎2年(1236年)、九条道家(摂政)は、この地に高さ5丈(約15メートル)の釈迦像を安置する大寺院を建立することを発願、寺名は奈良の東大寺、興福寺の二大寺から1字ずつ取って「東福寺」とした。5丈の釈迦像を安置する仏殿の建設工事は延応元年(1239年)から始めて、完成したのは建長7年(1255年)であった。高さ5丈の本尊釈迦像は元応元年(1319年)の火災で焼失、14世紀半ば頃に再興されるが、明治14年(1881年)の火災で再び焼失している。

ご朱印は、本堂の別名「大佛寶殿」。

◼同聚院(京都市 東山区)

★臨済宗東福寺派

東福寺の塔頭寺院。開山は東福寺第129世琴江令薫。本尊不動明王坐像(重文)は、1006年(寛弘3)藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊と伝えられる。他の4明王は散逸し、この像だけが残ったのは火除け像として崇敬が厚かったからという。

ご朱印は、ご本尊の「十万不動」。

◼芬陀院(京都市 東山区)

★臨済宗東福寺派

東福寺の塔頭寺院。雪舟が作庭したという庭園があることから雪舟寺とも呼ばれる。元亨年間(1321年~1324年)、一条経通が父一条内経のため、東福寺開山・円爾(聖一国師)の法孫にあたる定山祖禅(じょうざんそぜん)を開山として創建。以後、今日まで摂関家の一家である一条家の菩提寺とされる。

一条家は桃華御殿とも呼ばれることに因んだご朱印「一条桃華御殿」。

◼勝林寺(京都市 東山区)

★臨済宗東福寺派

東福寺の塔頭寺院。天文十九年(一五五〇)に第二百五世住持・高岳令松によって創建された。仏法と北方を守護する毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれている。

2017年夏の限定ご朱印「善哉」。

ご本尊「毘沙門天」のご朱印。

2016年夏の限定ご朱印「文殊菩薩」。

◼天得院(京都市 東山区)

★臨済宗東福寺派

東福寺の塔頭寺院。室町時代の正平年間、東福寺開山聖一國師から数えて第30世住持を勤めた無夢一清禅師によって開創された寺院。安土桃山時代には、豊臣家ゆかりの寺院として歴史に翻弄されたときもあったが、現在は、『桔梗の寺』として知られる。

ご本尊「千手観音」のご朱印。