その他東北地方

◼立石寺(山形県山形市)

★天台宗

山寺の通称で知られ、古くは「りゅうしゃくじ」と称した。貞観2年(860年)に清和天皇の勅命で円仁(慈覚大師)が開山したとされている。

永正17年(1520年)、天童頼長は山形盆地に進出した伊達稙宗と戦うが、この際立石寺が伊達側に加勢したために頼長の怒りを買い、翌年焼き討ちを受けた。焼き討ちの際に、比叡山延暦寺から分燈されていた法燈も消滅し、天文12年(1543年)最上義守の再建の際、再度分燈することとなるが、元亀2年(1571年)の比叡山焼き討ち後の再建時には、立石寺側から逆に分燈されることとなった。

「法灯不滅」は、比叡山延暦寺との間で分燈しながら1200年間守り続けた法灯を示す。

◼瀧水寺大日坊(山形県鶴岡市)

★真言宗豊山派

807年(大同2年)空海が開山し、その弟子である渡海が開基と伝えられる。出羽三山神社では蜂子皇子を出羽三山の開祖としているが、大日坊及び注連寺では空海を開祖としている。また当寺には、1786年(天明6年)に96歳で没した真如海上人の即身仏が安置されている。

ご本尊「湯殿山大権現」のご朱印。

◼注連寺(山形県鶴岡市)

★真言宗智山派

出羽三山の参道のうち七五三掛口に位置し、注連寺から先が結界とされていたため、出羽三山が女人禁制の時代は「女人のための湯殿山参詣所」として信仰を集め、大いに賑わった。当寺には、鉄門海上人の即身仏が安置されている。

ご本尊「大日如来」のご朱印。